私たちの周りを見ると、物が溢れています。しかも、ビデオ、コンパクト.ディスク、レーザー.ディスク、ファミリンピュータ 次々と新しいものが登場してきます。「素晴らしい文明社会」といってよいでしょう。 それでは、その中で私たちは満足しているかというと、

admin2022-01-16  22

问题     私たちの周りを見ると、物が溢れています。しかも、ビデオ、コンパクト.ディスク、レーザー.ディスク、ファミリンピュータ 次々と新しいものが登場してきます。「素晴らしい文明社会」といってよいでしょう。
    それでは、その中で私たちは満足しているかというと、そうでもありません。もちろん、人間は欲深いですから、どんなに豊富なものに囲まれても、まだまだ欲しいという面もありますが、いまの不満は量や新奇なものを欲しがるのとは少し違います。
    (第3段落)たとえば、今では当たり前のことになりましたが、冬でもトマトやキュウリが出まわっていること。サラダの彩りとして、トマトを使うと、まわりの緑が引き立って美味しそうになりますから、いつでもトマトが手に入るのは、お料理をする人間としては嬉しいことです。
    (第4段落)でも、私は、トマトが実をつけるには、かなりの温度充分な太陽が必要だということを知っています。ですから、冬のトマトは、石油を燃やして温室で作っていることが分かっているので、「本物」の気がせず、ありがたいと思う一方、なんだか不満です。
    (第5段落)台所の中にはプラスチック製品がたくさん。色とりどりできれいですし、割れなくて便利ですが、これもどこか「本物」でない気がします。
    (第6段落)これまでに「本物」という言葉を使ってきましたが、それで本物とは何かということになります。こう考えると難しいのですが、その一つに自然をうまく利用しているもの、自然とうまく溶け合うものの場合、なんとなく安心感があるといえるのではないでしょうか。
    パイオテクノロジー(生物技术)は、そのような願望を実現しようとする技術です。私たち人間は、暮らしていくために食べ物、衣服、住居を必要とします。それらを何から作るか。食べ物はもちろん植物や動物、魚など、そのほとんどが生き物です。衣服も、麻木綿、毛織物に網とすべて生物由来のものでした。住居さえ、日本の場合木や草、紙を使ってきたのですから、これも生物を利用してきたというわけです。
    このような生物依存の生活、ついこの間まで三、四十年前ですが、それは人類の歴史の中ではこの間です——そうでした。近年、石油を材料にしたプラスチックが生まれ、合成繊維が安価で大量に生産され、化学肥料が合成されるようになり、私たちの生活は急速に生物離れしました。そのために、最初に書いたような豊かさが生まれたのは確かです。【R6】 ________生物離れしたためのマイナスも少なくありません。それが、やはり自然とうまく【R7】 ________形で、できれば生物をもう少し上手に利用したほうがよいのではないかという気持ちを生んだわけです。もう一度生物術を見直そうということです。
「トマト」は日本では夏の野菜だが、いまは冬でも手に入る。そのことを筆者はどう考えているか

选项 A、冬のトマトはおいしいので、もっと多く作るべきだ。
B、冬のトマトは、ありがたいけれども、不満も感じる。
C、冬でもトマトが作れるのは、文明の進歩のおかげだ。
D、冬にトマトを作るのは不自然だから、やめたほうがよい。

答案B

解析 文中第四段提到「ありがたいと思うー方、なんだか不満です」、可知B项正确。
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