使い切る工夫を進めよう食料価格上昇牛乳やチーズなどの乳製品やみそ、しょうゆ、即席めんにパンなど必需品ともいえる食品の値上げが相次いでいる。 世界的な原油高、穀物高を受けてのことだから、個人ではいかんともし難く、個々の家計にとっては頭の痛い問題だ。た

admin2023-02-16  17

问题     使い切る工夫を進めよう食料価格上昇牛乳やチーズなどの乳製品やみそ、しょうゆ、即席めんにパンなど必需品ともいえる食品の値上げが相次いでいる。
    世界的な原油高、穀物高を受けてのことだから、個人ではいかんともし難く、個々の家計にとっては頭の痛い問題だ。ただ、日本全体として考えれば、暮らしの在り方を見直す好機であり、ごみ.廃棄物として捨てていたものを活用するための仕組みを広げていく契機ともなる。
    いまの日本人は食べ物を粗末にしているといわれる。その証拠とされる数字が約1900万トンである。2004年度に国内で発生した食品廃棄物の量だ。世界の食料援助量の約3倍に相当するという。
    家庭の台所でも証拠が見つかった。京都市環境局の調査を基に農林水産省が作成した資料によると、家庭の台所ごみのうち、手付かずの食品など、まだ食べられるものが全体の約4割あったという。
    一般的に経済成長とともに家計の消費支出に占める食料費の割合(エンゲル係数)は低下する。日本でも1965(昭和40)年に約38%だったエンゲル係数は23%程度までに下がってきている
    文字通り「食べるのに精いっぱい」といった暮らしがかっての日本にあった。いまは食料品の値上げによる家計への影響は昔ほど大きくはない。だが、暮らしを見直し、食べ残しを出さない、食材を使い切る。意識を変えるいい機会だ。
    日本にとって、いま、すぐそこに食料危機が迫っているかのような言い方は、いささかあおりすぎていると感じる。
    ただ、持てる資源を「使い切る」という発想はより重要になってくる。家庭の食卓だけではない。食品製造や卸小売、外食産業も同じである。既にスーパ一や外食チェーンが生産者と手を結び、食品廃棄物を肥料の原料として供給して、その肥料で育った農産物を購入する仕組みをつくったケースもある。
    昨秋、第1回食品リサイクル推進環境大臣賞.奨励賞となった佐賀県伊万里市の特定非営利活動法人(NPO法人)「伊万里はちがめプラン」は、市内の一般家庭約230世帯と飲食店、旅館.ホテル、保育園など70の事業所から食品廃棄物を集め、肥料にして販売している。
    だが、地域や企業で取り組みには格差がある。普及にはなお工夫が必要だ。
    さらに、生産現場に残る稲わらやもみ殻、間伐材など、食料にはならない部分を原料にしてバイオエタノールをつくる試みも始まろうとしている。
    先月、農水省が熊本市でそのモデル地区の選定についての説明会を開いた。実際は技術的にも乗り越えるべきハードルは高い。資源高によって使用済みペットボトルが輸出に回され、国内での回収.再生の仕組みが崩れつつあるように、資源再れ活用の試みは状況の変化によって水泡に帰しかねない恐れもある。だが、食料資源について、いまは使い切る工夫を重ねていくときだろう。
「持てる資源を「使い切る」という発想」とは何か。

选项 A、食品廃棄物を減らす仕組み。
B、リサイクルの仕組み。
C、バイオエタノールを生産する技術。
D、肥料を生産する技術。

答案B

解析 采分点在于要联系下文的“食品廃棄物を肥料の原料として供給して、その肥料で育った農産物を購入する仕組み”这段话,这里的“仕組み”(结构模式)就是“リサイクル”(再生循环)模式。正解为B。
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